記事を作 ろうと意気込み早速作文を始めてしまう。

これはSEOに触れたことのない初心者の方によくあることなのです。
しかし良い記事にするためにその前にべきことがあります。

それは「キーワード選定」です。

キーワード選定とは名前の通りその記事で一番重要になるキーワードを決めることです。

これをしっかり行わなければSEOの対策がされた記事を全く書けないと言っても過言ではありません。

実際にどうやって決めるのか、追って説明するのでこれから記事を書こうと考えている方は合わせてやってみてください!

SEOキーワード選定法.1-どの層から流入を取るか考える-

まず、やるべきことは自分の記事を読んでくれる人は何に悩んでいて、それははどの層についての悩みなのかを考える必要があります。

ここで当たる層とは、ユーザーが抱えている問題を解決するために行う行動を「問題発見」「原因究明」「改善策」「ツール認知」「導入比較」の5つに分ける考え方のことを指します。

  1. 問題発見
  2. 原因究明
  3. 改善策
  4. ツール認知
  5. 導入比較

ただ言葉だけを並べられても難しいと思うので具体例をあげて説明します。

5つの層の具体例:お金を稼げていない床屋さんがweb制作を依頼するまで

床屋を開業したけど集客ができていないAさんという人がいます。

この具体例ではこのAさんがweb制作を依頼するまでの流れを先程の5つの層に合わせて説明します。

1.問題発見

Aさんはどうしたら集客ができるのか悩んでいるようです。

この時AさんはGoogleで「床屋 集客やり方」と検索しました。

ここで検索した「床屋」「集客やり方」が問題発見の層にいるユーザーが検索しうるキーワードになります。

2.原因究明

Aさんは先程「床屋 集客やり方」と検索したことにより、まずは世の中に自分の床屋を認知してもらわなければならないということを知りました。

そして世の中への認知のさせ方を知りたくなり「床屋 認知させ方」と調べました。

ここで検索した「床屋」「認知させ方」が原因究明の層にいるユーザーが検索しうるキーワードになります。

3.改善策

Aさんは先程「床屋 認知させ方」と検索したことにより、世の中の有名な床屋さんは様々な広告を出して人々に認知してもらっているということを知りました。

そしてAさんも集客のために広告を出そうと考えました。

しかし広告は色々な種類があり自分はどの広告がいいのか知りたく「広告 種類」と検索しました。

ここで検索した「広告」「種類」が改善策の層にいるユーザーが検索しうるキーワードになります。

4.ツール認知

Aさんは先程「広告 種類」と検索したことにより、自分にはwebという広告コンテンツが一番適しているということを知りました。

そして実際にweb制作をしてみようと「web 作り方」と検索しました。

ここで検索した「web」「作り方」がツール認知の層にいるユーザーが検索しうるキーワードになります。

5.導入比較

Aさんは先程「web 作り方」と検索しましたが難しい言葉が多く断念していまいました。

しかし1ヶ月でかっこいいwebは欲しいと考えています。

そこでAさんは「web制作 短納期」と検索しました。

そして様々なweb制作会社がヒットし比較しました。

そこで短納期かつ高クオリティという要望に答えてくれそうな株式会社KOPに制作依頼をすることに決定しました。

ここで検索した「web制作」「短納期」がツール認知の層にいるユーザーが検索しうるキーワードになります。

お金を稼げていない床屋さんがweb制作を依頼するまで(表)
お金を稼げていない床屋さんがweb制作を依頼するまで
お金を稼げていない床屋さんがweb制作を依頼するまで

この層の考え方はSEO対策の手段として非常に有効になるのでしっかり取り入れるようにしてください。

SEOキーワード選定法.2-キーワードの競合率を知る-

SEOキーワード選定ではもう一つ重要なことがあります。

それはどのキーワードがどれくらい検索されているのかを知るということです。

たくさん検索されているキーワードは、基本的に上位表示されにくいです。その逆も然りで検索数が少ないキーワードは上位表示されやすいという仕組みがあります。

ここをしっかり分析することで、世の中のニーズを知ることができ、効率よく質の高い記事を生み出すことにつながります。

そのキーワードの競合率を調べるためにとても役にたつツールを3つほど紹介いたします。

Googleキーワードプランナー

リサーチツールを使って適切なキーワードを選びましょう | Google 広告
リサーチツールを使って適切なキーワードを選びましょう | Google 広告

Googleキーワードプランナーはリスティング広告(検索した際に上部に表示される広告)を効率よく掲載するためのツールになります。

検索数と競合率はもちろんのことGoogleで検索されたワードを元に自分が想定しているキーワードに近しいものを提案してくれます。

競合率の目安がわからない初心者の方でも「低」「中」「高」と言葉でわかりやすく競合率を認識できるのも非常に便利な点になります。

Googleトレンド

Google トレンド
Google トレンド

Google Trendは記事作成のために特化したツールになります。

機能としては急上昇ワードを確認できるツールや「Year in Search」という機能でその年々の前年より多く検索されたキーワードを確認できるツールです。

この名前の通り世の中のトレンドを把握することやその推移を確認することができより新鮮なコンテンツを生み出すのに適しているツールになります。

ラッコキーワード

ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版))

ラッコキーワードは、キーワードにまつわるQ&A話題の記事を把握することができるのが機能としての大きな特徴になっています。こちらは様々なプランがありますがこちらの機能は無料版でも使用可能です。

これら3つのツールを紹介しましたがどれか一つを使うのではなくそれぞれの特徴を生かし自分が書く記事の用途に合わせた使い方をしてより良いキーワードを見つけて行きましょう!

まとめ

今回の記事ではSEOキーワード選定について解説しました。これはSEO対策する上で最も大事な部分なのでこの記事を参考に今後は一旦キーワードについて徹底的に調べてから作文してみましょう!