開業・起業は人生における壮大なチャレンジですね。

開業・起業したばかりの時期は、多くの場合資金面の余裕がなく、そんな状況の中でも新規で顧客を獲得していかなければならないという厳しい時期であると思います。
顧客獲得の手段としてホームページは、開業・起業したばかりの方々にとって非常に有効な集客ツールです。

本記事では、開業・起業時のホームページの必要性をはじめ、作成方法や掲載すべき内容、費用相場をご紹介します。
是非、ホームページ作成の参考とし、ビジネスの加速にお役立てください。

開業・起業時にホームページが必要な理由

まず、開業・起業したらすぐにでもホームページを作成することをおすすめします。
その必要性を、以下のメリットに即してご紹介します。

  • 新規顧客の獲得、集客を行う
  • 信頼獲得に繋がる
  • 広告費や営業費を削減できる

新規顧客の獲得、集客を行う

ホームページは、インターネットを通じて新規顧客を獲得するための重要なツールです。検索エンジン最適化(SEO)を活用することで、潜在的な顧客があなたのビジネスを見つけやすくなります。また、SNSや広告と連携することで、さらなる集客効果が期待できます。

信頼獲得に繋がる

プロフェッショナルなホームページは、ビジネスの信頼性を高める役割を果たします。顧客は、信頼できる情報源からサービスや商品を購入したいと考えるため、しっかりとしたホームページを持つことは信頼獲得に繋がります。

広告費や営業費を削減できる

ホームページを活用することで、従来の広告や営業活動にかかる費用を削減することができます。オンライン広告やコンテンツマーケティングを駆使することで、効率的にターゲット層にアプローチできます。

開業・起業時のホームページの作成方法

自分で作成する

自分でホームページを作成する場合、WordPressWixなどのプラットフォームを利用することが一般的です。これらのツールは、初心者でも簡単に使えるテンプレートやドラッグ&ドロップ機能を提供しており、コストを抑えながら自分のペースで作成できます。

正直、自作はあまりおすすめできません。
が、様々な事情により外注は難しい場合、以下の記事も参考にしてください。

関連記事とりあえずホームページを作りたい!簡単作成の無料ツール

自作をおすすめできない理由は、既にご紹介済みのホームページのメリットである以下3点に関連します。

  • 新規顧客の獲得、集客を行う
  • 信頼獲得に繋がる
  • 広告費や営業費を削減できる

自作でホームページを「作ること自体」は、上記紹介の記事の通り、優秀なツールで簡単にできます。
ただし、メリットである3点に関するようなホームページの目的を達成することは非常に難しいです。

目的である集客や信頼獲得のための内容構成やデザインは、専門家の知見や技術により素人とは大きく差が出る部分だからです。

プロに外注する

ホームページのビジネスへの貢献を期待するのであればプロに外注の一択です。

外注のメリット
  • 集客や信頼獲得など、本来の目的に沿ったホームページを作成できる
  • 素人臭くない、ビジネス用のホームページを持てる
  • 作成に対し自身の時間を割くことがないので事業にリソースを集中できる
外注のデメリット
  • 制作費用が発生する
  • 依頼先選びに手間やリスクがある

「依頼先選びに手間やリスクがある」はなかなか難しい問題です。
そこで、外注先のおすすめとして2サービスを紹介いたします。

開業・起業時のホームページ作成におすすめの外注先2選

「集客力」と「デザイン性」、それぞれを強みとするホームページ制作サービス2選です。

集客力に期待なら

集客力に期待するなら「NOREN」がおすすめ。
SEO対策に強く、Googleなどの検索エンジンでの上位表示実績も多数。複数ページ構成で、その構成や掲載内容は制作者側から提案がある点も強み。

SEO対策で集客するホームページ制作 – NOREN

デザインに期待なら

デザイン性に期待するなら「One Page Design Lab.」がおすすめ。
1ページ(シングルページ)に情報を集約するスタイリッシュなホームページを提供。この価格帯で完全オリジナルデザインを提供する稀有なサービス。

有名なWebデザインツールの「STUDIO」公認のデザイナーが作成する点も心強い。

1ページ10万円のホームページ制作 | One Page Design Lab.

上記以外での外注をご検討の際は、以下記事も参考にしてください。

ホームページの作成依頼におすすめの方法と依頼先7選!流れも解説関連記事ホームページの作成依頼におすすめの方法と依頼先7選!流れも解説

開業・起業時のホームページに掲載すべき内容

プロフィール・事業者概要

ビジネスの背景やミッション、ビジョンを明確に伝えることで、訪問者に安心感を与えます。代表者のプロフィールや会社の歴史も掲載すると良いでしょう。

サービス紹介・事業内容

提供するサービスや商品の詳細を分かりやすく説明します。写真や動画を活用することで、視覚的にも魅力的なコンテンツを提供できます。

実績・事例

過去の実績や成功事例を紹介することで、信頼性を高めることができます。顧客の声やレビューも掲載すると効果的です。

料金

サービスや商品の料金を明確に表示することで、訪問者が安心して問い合わせや購入を検討できるようになります。

お問い合わせ

問い合わせフォームや連絡先情報を掲載し、訪問者が簡単にコンタクトできるようにします。チャットボットを導入するのも一つの方法です。

開業・起業時のホームページ作成の費用相場

前提として、「開業・起業時」という括りではなく、ご自身の事業の売上規模感を基準に投資可能な予算を考え、相場を参照しましょう。

ホームページ制作費用はまさにピンキリです。
費用がピンキリな分、その出来栄えや効果、果ては業者の対応もピンからキリまで様々です。

ひとつの目安として、下のような価格帯が存在します。

  • 〜15万円のホームページ
  • 15万円〜50万円のホームページ
  • 50万円〜100万円のホームページ
  • 100万円〜300万円のホームページ

上記価格帯別の特徴を、以下の記事で紹介しておりますので、是非ご覧ください。

関連記事ホームページ作成費用と相場をわかりやすく解説

相場早見表(開業・起業時のホームページ)

開業・起業時のホームページ作成(外注)を検討しているの方々の傾向としては、やはり低価格で検討されるパターンが多いです。
感覚としては「〜10万円の超激安帯」が最も多く、次に「20〜30万円のミドル帯」、あまり多くはないですが「50万円程度の高額帯」の3つに分けられます。

私のおすすめは「20〜30万円のミドル帯」です。
一方で、開業後数年経っており、既にホームページ持っていて更なる売上強化を狙う場合(つまりリニューアルの場合)は「50万円程度の高額帯」をおすすめします。

関連記事ホームページリニューアルの目的と手順、成功ポイントを解説

尚、「〜10万円の超激安帯」は全くおすすめできません。激安での作成は「安物買いの銭失い」と言うようにリスクが伴います。
もし「数万円程度」での外注を希望する際は「自作」の検討を強くお勧めします。

ホームページは「持つこと」自体がゴールではなく、その先に「新規集客」などの目的があるはずです。
そして、その目的を達成しうるホームページへの出費は、事業にとっては浪費でなく投資となります。

その2点を踏まえ、適切な予算組みと外注先の選定を行なってください。

弊社では、予算組みが難しい場合や売上規模からいくらくらいの制作の検討が妥当かなど、無料で相談を承っておりますのでお気軽にご相談ください。

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開業・起業後のホームページを運営するときの注意点

ここまでにも何度か書きましたが、ホームページを作っただけでは集客は実現できません(特に自作の場合は本当に期待できない)
作成完了後の運営において、適切なSEO対策やSNSの利用を行い、ホームページを強化していきましょう。

また、開業直後の場合、ホームページ以外の集客方法も併せて実行することが非常に重要です。
ホームページ完成後、集客できるようになるまでには時間を要します。(専門業者が作った場合でも早くて2~3ヶ月)
看板設置やチラシ配布、紹介の斡旋なども工夫し、全体的に事業の集客手段を強化していきましょう。

開業・起業直後は、やることも多く通常業務以外にも多くの時間を必要とします。
その貴重な時間を、専門外のホームページ作成やSEO対策などに割きすぎないようご注意ください。
コスパ・タイパを意識した上で、適切な方法を検討しましょう。

尚、当たり前ですがホームページ上でウソや盛りすぎの情報は載せないよう気をつけてください。
虚偽の情報は顧客の信頼を失うだけでなく、トラブルに繋がる可能性があります。

その他、ホームページ作成においてやってはいけないことを以下の記事でまとめてあります。

関連記事ホームページ制作でやってはいけない7つのこと